初めてのDTM制作Vol2. DTM制作に用意するもの

初めてのDTM制作Vol2. DTM制作に用意するもの

DTM(デスクトップミュージック)は、パソコンを使って音楽を作るための手法です。今回は、DTMを始めたいけれど、機材もソフトも種類が多くて何から始めれば良いかわからない!という方々の為に、日本最大のDTMメディアサイトSLEEP FREAKSの講師を務め、多くのアーティストへ楽曲提供を行う"Bill’s House"の松下先生監修のもと、必要な機材やソフトウェア、使用するデバイスやソフトの選び方についてご紹介します。

 

■ 初めてのDTM制作に用意するもの


1. PC

DTMを行うためには、音楽制作ソフト(DAW)をスムーズに動かすために、十分な処理能力とメモリのPCが必要です。大容量の音源やプラグインを使用しても快適に作業を進める為、最低でも8GBのRAM、SSDストレージ、そしてマルチコアのCPUを搭載したものを選びましょう。


2. DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)

DAWは、音楽制作を行うためのソフトウェアです。DAWを使用して、音の録音、編集、ミキシング、そしてマスタリングまでを行います。
WindowsとMacのどちらでもDTMは可能ですが、それぞれのOSによって使えるDAWが異なる為、OSによって使えるDAWを確認してから購入しましょう。

 

 

 

■ おすすめのデバイスと種類


1. MIDIキーボード

音符入力や演奏に使用するデバイスです。コンパクトなものからフルサイズのものまで様々な種類があります。キーボードで直接メロディーを演奏できるため、音楽のアイデアを素早く形にできます。

【おすすめモデル】
 KORGの「microKEY」シリーズ。手軽に持ち運べる上、価格も手頃で初心者に最適です。


2. オーディオインターフェース

マイクや楽器をPCに接続するためのデバイスです。音質の向上や遅延を軽減する効果があります。
高音質で録音ができることから、クオリティの高い音源制作が可能になります。また、DAWとの連携もスムーズに行えます。

【おすすめモデル】
Focusriteの「Scarlett」シリーズ。コストパフォーマンスが高く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。


3. スピーカー

制作した音楽を高音質でモニターするための必須アイテムです。リスニング用スピーカーと違い、フラットな音質で正確なサウンドを確認します。

【おすすめモデル】
YAMAHAの「HS」シリーズ。クリアなサウンドが特徴で、初心者からプロまで幅広く利用されています。

 

4. ヘッドホン

スピーカーと同様に、音楽制作のモニタリングに使用します。周囲の騒音を遮断し、詳細な音のチェックに使用します。


【おすすめモデル】

Audio-Technicaの「ATH-M50x」。音のバランスが良く、長時間の使用でも疲れにくいのでおすすめです。

 

 

■DAWの種類と特徴

DAWには様々な種類があり、価格帯や機能、対応するOSが異なります。自分の思い描く楽曲制作スタイルに合ったDAWを選びましょう。

 

1. Ableton Live

直感的な操作が可能で、ライブパフォーマンスに適しています。特にエレクトロニカやEDMの制作に向いています。

 

2. Logic Pro

Mac専用のDAWで、豊富な音源とエフェクトが標準装備されています。ポップスやオーケストラ等幅広いジャンルに対応しています。

 

3. Cubase

プロフェッショナルな機能が揃ったDAWで、録音や編集、ミキシングに強みがあります。音楽理論に基づいた制作を得意とします。

 

4. FL Studio

ループベースの作曲が簡単にできます。EDMやヒップホップの制作に人気があり、直感的なインターフェースが特徴です。

 

5. Studio One

使いやすさと豊富な機能を兼ね備えたDAWで、初心者からプロまで幅広く使われています。特にミキシングの操作をシンプルに行うことができます。

 

■おすすめの音源ダウンロード先

1. Splice

月額制で利用できるサンプルとループのライブラリです。ジャンルを問わず、膨大な音源が揃っています。


2. Native Instruments – Komplete

プロフェッショナルな音源とエフェクトが一式揃うバンドル製品です。多様なジャンルに対応可能で、長期的な制作に最適です。

 

 

 DTM制作を始めるためには、PCやDAWなどの基本的な機材とソフトウェアの選択が重要になります。各デバイスやソフトにはそれぞれの特徴やメリットがありますが、今回は初心者の方に向けたツールをご紹介しました。

今回ご紹介した内容を参考に、皆さんも自分に合った機材や音源を見つけて、音楽制作の幅を広げながらDTM制作を楽しんでください!

 

 

Bill's House

日本人数名で構成された少数精鋭のクリエイタ一集団。メロディメーカーやビートメーカーなど、専門性の高い役割分担が特徴である。多様なジャンルに柔軟に対応できるだけでなく、先進的な海外サウンドと日本の受け入れられるキャッチーなメロディや歌詞を融合した楽曲を制作可能。アジアの音楽シーンをリードする新たなJ-POPスタンダードを確立し、世界へ向けて活動を展開している。  

 

・あんさんぶるスターズ! ! Switch x Eden「Majestic Magic」作/編曲
・電音部「Crush」作/編曲
・永久少年 Eternal Boys「Eternal」作/編曲
・TVアニメ「永久少年 Eternal Boys」
・KIRA/ Birthday「Yum!」「Pathetic Love」作/編曲
・竹内唯人「See The Light」作/編曲
・TBSテレビ「王様のブランチ」エンディングテーマ
・Ed Sheeran EP=(イ コールズ)"Overpass Graffiti"MVエンディングテーマ
MARINA「Shape Of You Japanese Girls Lyric Ver.」編曲

 

 

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